若い世代とのコミュニケーションに不安を感じる

職場での話しなんですけど、若いスタッフの子が二人で単純な袋詰め作業を競争しながらやっていたのですが、作業が速い方の子がもう一人の子に笑いながら「私の方が速いー」と冗談で言ってるのに対して、
言われた方の子も同じ様に笑いながら「何かムカつくんですけど〜」と云う本人達にとっては、ごく日常的なやり取りをしていたと思われるのですが、そのやり取りを見ていて、何故か世代の違いを感じてしまいました。
その時感じたのは、私が同じ位の年齢の時に他人に対して「ムカつく」と表明する時は本気の時だけで、相手の言葉や行為に対して、その様に言われたり振る舞われたら私は気分を損ないます。と云う事をきちんと相手に理解して貰う為に使っていました。
言葉の使い方が良い、悪いでは無く、改めて日常的に使う言葉と云うのはそれぞれの世代や時代の文化だなぁと思いました。
言葉というものをもっと広く考えてみると、人類だけに留まらず、例えば美しい鳴き声を聞かせてくれる小鳥達、鳥達のさえずりも縄張りの主張や求愛行動だと言われています。
毎年この季節になると朝方、我が家の軒先きでもウグイスが美しいさえずりを聞かせてくれますが、鳴き声の高さと長さの組み合わせで色んなパターンがあるのです。
ある一定の規則の中で様々なさえずりをしながら、何か自分の感情を訴えかけているようにも聞こえきます。
この美しいさえずりを聞かせてくれるのは、実はオスのウグイスだけなのです。ウグイスは縄張りを持つ性質があり、あの美しいさえずりは、自分の縄張りに入ってくるなと主張しているのだそうです。
縄張りを守る為に鳴き声を発して、その鳴き声を聞いて、私達は季節を感じたり癒されたりしているということは、ウグイスと人間では全くコミニュケーションがとれていないということですね。
毎日楽しく良い仕事を遂行する為には、職場での人間関係やコミニュケーションは重要な要素なのですが、若い世代のスタッフとの間に、ウグイスと人間程の隔たりは感じませんが、僅かな感覚の違いを感じ、私はちゃんとコミニュケーションとれてるのかなぁと、不安に感じました。

イカときゅうりの梅肉和え レシピ 初夏の先附

今日は梅肉和えとステーキ用の牛タンを仕込んだ。
梅肉和えの具材は昨日仕込み終えていたので今日は梅肉を使って和え衣作りだ。レシピと言うほどのものでもないが、この記事を見てくださっている方の中に、作ってみようと思われる方がおられた時の為に手順を記しておきますね。

鰹節適量(今回は軽く一掴み)を鍋に入れ弱火で炒り、バリッとなったらキッチンペーパーを敷いた竹ざるにあげ、手で細かく粉砕し(ちゃんと衛星手袋を装着していますのでご安心ください。)粉鰹を作っておく。
磨き胡麻、こちらも適量、上と同じで何だか申し訳ないが、軽く一掴み。
軽く鍋で炒り、香ばしい胡麻の香りが出たら、上記の鰹節と同じようにして粗熱が取れる程度冷ましておく。
粗熱が取れたら、粉ガツオと一緒にすり鉢に入れ良くすりつぶし、すり合わせる。
肉厚の梅干し12個の種を抜き、種を抜いた実の方を包丁で大まかにみじん切りにして、同じすり鉢に追い入れ、粉ガツオ、胡麻、梅肉をすり合わせ、仕上がりに味醂少々を回し入れ味を整える。
僅かな甘さを加えることによって、尖った感じの味が全体に丸みを帯びて若干の深みが出る。
砂糖でも良いのだが、この和え物は懐石の最初のほうに出す料理なので、甘味に後を引かせたくないので今回は味醂を使った。
昨日仕込んでおいた、榎と胡瓜を漬け地からさるにあげ、サラシに取り食感を壊さないように気掛けながらしっかり水けを絞り、蓋のあるステンレス容器に入れ何時でも人数分和えれるように準備しておく。天盛は初夏と云うことで、針茗荷を準備した。

ステーキ用の牛タンの仕込みは、また後日解説いたします。

随分蒸し暑くなってきました。もうすぐ梅雨入りでしょうか?何だかこの時期になると、紫陽花とかたつむりが頭に浮かびます。

月夜明けの、鮮度が良く、程よい脂がのった天然の真あじ

今日は夜から雨が降り、来店されたお客さんは2名様ずつが2組だけだった。

今日の刺身は、鮮度が良く、程よい脂がのった天然の真あじと、40cm~50cm程の大きめのヤリ烏賊、ひらめ、かんぱち、サーモン、北海道の蛸、を準備していたが、特におすすめは、月夜明けで一番荷の真鯵がよかった。

市場に白海老が出ていたので仕入れて、先附け用に白海老と空豆をそれぞれ別々に素揚げして素塩をふり一緒に盛り付けて出した。

明日の先附け用に、エノキダケの大きいパック2袋を茹でてあくをとり、かつおと昆布の混合出しで吸い地よりやや強めの下味をつけて、冷まして冷蔵庫へ保管した。一緒に合わせる胡瓜5本を1ミリ程の厚さに小口切りにして、差し昆布をした2.5%の塩水に漬け込み冷蔵庫へ保管。生のするめいかを塩焼きにして冷まして置き、身のほうは幅3cm程にさくどりした後、薄く刻み、足の方も同じくらいの触感になるように刻んで冷蔵庫へ保管。これを明日梅肉で和えて突き出しにする。季節を感じてもらえる天盛り(和え物を盛り付けた頂上に飾る食材)を何にしようか思案中。

頂きものの、大きめのプランターに入った紅葉の新緑が良く葉をつけている。葉はきれいな緑で軸は鮮やかな赤い色をしている。一つの料理のお皿に1,2枚飾るだけでグッと料理の印象が引き立つ、日本料理では、このような季節の草木、植物を料理のわき役として飾りに使う植物の事を葉懐敷と言う。やはり日本料理には季節の懐敷は重要な要素だと視覚で再認識できる。

今日のまかないは、烏賊げそのバター焼きと、4日目?の牛タン(先の方の堅い処だけ)カレー。烏賊げそのバター焼きは、少し塩を振りすぎたかな?と思ったがみんな美味しいと言って食べてくれた、食べてみたら思ったほど塩からくなかった。

先週は結構忙しかったが、今週はどうだろうか?予約状況は週末の土曜日に集中している印象だ。